先日、睡眠時無呼吸症候群についての勉強会を、業者の方に来ていただいて行いました。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、眠っている間に呼吸停止または低呼吸の状態が引き起こされる病気です。
睡眠時に症状があらわれるという特性上、発症していても自覚していない方が多く、潜在患者数は日本国内で200万人~300万人にのぼると推測されています。

当院では、簡易型によるスクリーニング検査を行い、睡眠時無呼吸症候群と診断された患者様には、CPAP(シーパップ)療法と呼ばれる、睡眠中に鼻マスクを装着し、ふさがった気道に空気を送り込み気道を広げる治療を、ご自宅にて就寝時に行っていただきます。

先日の勉強会では、当院の職員もCPAP療法の装置を実際に装着して、体験しました。

睡眠時無呼吸症候群の患者様は、高血圧や糖尿病になるリスクが高く、不眠や睡眠不足を改善することが、生活習慣病の予防や治療に繋がるそうです。

ご自身では気づいていなくても、ご家族やご友人などからいびきや睡眠中の無呼吸を指摘されたり、もしかしたらと思ったら、まずはご相談下さい。

なにかご不明な点や気になる事がございましたら、電話、メールでお問合せ下さい。

 

長崎県佐世保市木風町1451-2
医療法人かえで 溝口内科・呼吸器内科